首都圏風俗体験記

風俗のために生き、風俗のために死す。
風俗を愛する中年おとこが今までに訪れた首都圏の風俗の冒険を記す。

思いかえすこと数十年前、学生時代にアルバイト先のおっさんにつれられて行った成増のピンサロが初めての風俗であった。
うすぐらい店内と響き渡る安っぽいユーロビート。それがまた彼女とのセックスとは違った淫靡な雰囲気を醸し出していた。初めてついた嬢の顔は今でもうっすら覚えている。おそらく年上であったその女性は顔も身体も完璧な普通だった。それがまた興奮した。
しかし、緊張と興奮が水と油のようにうまく交わらず、イクことができなかった。
帰宅してシャワー浴びている時に、プレイを思い出してぬいたのは覚えている。

それから、まずは風俗といえばピンサロであった。値段が安かったこともあり、巣鴨や高円寺のピンサロをまわった。巣鴨では、花びら回転の言葉にひかれて激安店に入った。出てきた女性は歯が一部なく、腕には注射針の跡が目立つ、なかなかの傑物だった。たまらず、なにかやってるでしょと尋ねると「はひもやっへないへすよー」と返され、それから足を運ばなくなった。

どれもこれもいまとなってはいい思い出だ。風俗はただ性欲を発散する場ではない。風俗はダンジョンだ。ドラクエの類いだ。男子たるもの冒険せずして何の人生だ。
その信念のもと、今日も冒険を続けている。